東京都中野区でご依頼いただいた店舗退去に伴う玄関ドアのシール痕の補修(リペア)の事例です。
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■ご依頼内容
店舗退去に伴い、玄関ドアに残ったシール跡を目立たなくしてほしいとのご依頼をいただきました。
これまで店舗名や案内表示のシールが長期間貼られていたため、剥がしたあとに長方形の輪郭が残り、玄関ドアを正面から見たときにも貼付部分が分かる状態でした。
単に粘着剤のベタつきが残っているだけでなく、シールで保護されていた部分と、外気や紫外線・日光に日常的に晒されていた周囲の塗膜との間で、経年劣化による色褪せや艶感のズレが生じていました。
このような跡は、粘着剤を除去したり表面を磨いたりするだけでは、完全に馴染まない場合があります。
今回は店舗の退去後ということもあり、次に使用される方が見たときに違和感が残らないよう、部分的な処置だけではなく、玄関ドア片面の色と艶を全体的に整える施工をご提案しました。
既存ドアの落ち着いた質感を大きく変えないことを意識し、周囲の木部や鍵などを保護しながら施工を進めました。
このような日焼けや変色を伴う跡は、洗剤での拭き上げや磨き作業だけでは完全に馴染ませることができません。
店舗退去時の原状回復において、次の入居者様やオーナー様が確認した際に違和感を与えない仕上がりが求められるため、今回は傷んだ下地を滑らかに整えた上で、ドア片面全体の色と艶を一体的に揃える片面塗装仕上げをご提案し、施工させていただきました。
■施工前の状態
スチール製玄関ドアの表面中央付近に、かつて貼られていた看板・店舗シールの長方形の輪郭がくっきりと浮かび上がっている状態でした。
シールで覆われていた部分は建設初期に近い色合いが保たれていたのに対し、反対に露出していた部分は紫外線や雨風、日常的な清掃などの影響を受けて塗膜が退色・劣化していたため、同じドアの中でも色と艶に差が生じていました。
また、シールを剥がした際の粘着剤や細かな汚れも残っており、見る角度や光の当たり方によって輪郭が強く見える状態でした。
こうしたシール跡は、表面を拭くだけでは解消できず、強い溶剤を使用したり無理に擦ったりすると、既存塗膜を傷める可能性があります。
部分的に塗装する方法も考えられますが、今回のようにシール跡の範囲が広く、既存塗膜にも経年による変化がある場合は、補修箇所と周囲の境目が残ることがあります。
そのため今回は玄関ドア片面を一つの面として考え、全体の色と艶を揃える方法で自然な仕上がりを目指しました。
■施工内容
作業にあたっては、まずドア表面に固着していた粘着剤の残りや油脂分・微細な汚れを、下地を傷めない専用の洗浄剤を用いて念入りに除去・脱脂いたしました。
粘着剤や油分が残ったまま塗装すると、塗料の密着不良や弾き、剥がれなどの原因になるため、下地処理は仕上がりを左右する重要な工程となります。
その後、シールの輪郭部分と周囲の段差を確認しながら表面を研磨し、塗装後に跡が浮き出ないよう平滑に整えました。
続いてドアノブや鍵穴、ドア枠、周囲の壁面など、塗料が付着してはならない箇所へ厳重に養生(マスキング)を実施。
調色では既存ドアの色だけでなく、光が当たったときの明るさや艶の見え方も確認しました。
塗装は低圧塗装機を使用し、一度に厚く塗るのではなく、塗膜の状態を確認しながら薄く均一に重ねていきます。
既存ドアの落ち着いた質感に近づけるための艶調整も行い周囲の光沢度に合わせたコート塗膜を吹き付けることで、ツヤ感を意識した施工を行います。
部分的に跡を隠すのではなく、玄関ドア片面全体の色と艶を整えることで、補修箇所だけが浮いて見えない仕上がりを目指しています。
■施工後
施工後は、玄関ドアに残っていた長方形のシール跡や文字跡が目立ちにくくなり、ドア片面の色と艶が全体的に整いました。
施工前は正面から見てもシールが貼られていた範囲が分かり、光の当たり方によって輪郭がさらに強調されていましたが、粘着剤の除去、下地処理、研磨、片面塗装を行ったことで、周囲との色の差や艶の違いを抑えることができました。
また、塗装範囲を玄関ドアの片面全体としたことで、部分塗装で生じやすいぼかし際や塗装境界も残りにくく、全体として自然な見た目に仕上がっています。
新品への交換ではなく、既存の玄関ドアを活かして施工しているため、ドア本体や枠を取り外すような大掛かりな工事とならずにすみました。
店舗退去時の原状回復では、今回のようにシールや看板を撤去したあとに痕などが残るケースも少なくありません。
テナントや店舗の退去立ち会いでは、玄関ドアという物件の「顔」となる部分の見た目が非常に重視されます。
汚れの除去だけで改善できない場合でも、状態に合わせた下地処理と塗装によって見た目を整えられる可能性は十分にあります。
シール痕などは表面の汚れを拭くだけでは解決しないことが多いため、「ドアごと交換しなければならないのでは」と悩まれる方も少なくありません。
ですが、適切な下地処理と片面塗装・調色技術を組み合わせることで、元の美しさに近い状態まで取り戻すことも可能です。
特に金属製ドアや塗膜のある建具は、部分補修よりも片面全体を一枚の面として仕上げることで、補修境界痕を残さずに馴染ませることができます。
GRITFIXではドアの材質、既存塗膜の状態、シール跡の深さや範囲などを確認し、それぞれの状態に合わせた施工方法をご案内しています。
退去期日が迫っている場合でも迅速に対応いたしますので、店舗や事務所の原状回復でお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
状態によって施工方法や仕上がりが異なるため、お問い合わせの際は、補修箇所から少し離れて撮影した全体写真と、症状が分かるアップ写真をLINEからお送りください。
写真を確認したうえで、補修の可否や施工方法、概算費用を分かりやすくご案内させていただきます。
【このような症状でお困りではありませんか?】
・店舗名や会社名のシールを剥がした跡が残っている
・玄関ドアにステッカーや案内表示の輪郭が見える
・シールを剥がした部分だけ色が濃く見える
・粘着剤を除去しても四角い跡が消えない
・光が当たるとシール跡や艶の違いが目立つ
・看板や文字を撤去したあとの変色を直したい
・店舗退去時の原状回復で玄関ドアを整えたい
・ドアを交換せず、塗装や補修で対応したい
対応エリア
GRIT FIXでは、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県など関東エリアを中心に、住宅や店舗のリペア(補修)工事を行っております。
特に三鷹市・武蔵野市・調布市・小平市・小金井市・府中市・国分寺市・立川市・東久留米市・西東京市など、多摩エリアで多数の施工実績がございます。
また、練馬区・杉並区・世田谷区をはじめとする東京都23区内や、神奈川県・埼玉県・千葉県からのご依頼にも対応しております。
その他の地域につきましても、内容によって対応可能な場合がございますので、まずはお気軽にご相談ください。
主な対応内容
・お引き渡し前補修
・フローリング補修
・建具補修
・室内ドア補修
・玄関ドア補修
・アルミサッシ補修
・キッチン補修
・洗面台補修
・ドア穴補修
・凹み補修
・キズ補修
・新築補修
・原状回復補修
・賃貸退去前補修
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GRITFIX(グリットフィックス)
平澤 直樹
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